書評記事 株式投資

「ファンダメンタル投資の教科書」の内容を、ハイアスで確かめた

投稿日:2019年8月12日 更新日:

こんな方におすすめ

  • 投資の基本を勉強したい
  • 決算書や四季報ってどう見たらいいの?
  • それなりに利益は出てるけど、さらなる上昇のきっかけが欲しい

 

テクニカル投資でもファンダメンタル投資でも役に立つ本、ファンダメンタル投資の教科書

 4.5

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版

今まで我流で読んでいた決算書などを1から勉強し直そうと購入した本です。

チャートの重要性についても書かれていますので、初心者の方は読んでみてください。

 

 

 

shige
今まで大きな損をしなかったので、振り返るのが大変でしたw
誰もが通る道ですよ^^ファイトです!
聞き手

 

インド人、日本人、外国人みんなびっくりのファンダメンタルの教科書

うすうす感じてはいたけど驚きの結果に。

著者・出版

足立武志

資産運用に精通した公認会計士として、執筆活動、セミナー講師などを通じ、個人投資家に対して真に必要・有益な知識や情報の提供に努めている。

現在、楽天証券にて個人投資家に向けた資産運用や税金のコラムを連載中。

著書に「株を買うなら最低限知っておきたい株価チャートの教科書」「株式投資 悩んだときの解決帳」などがあある

 

出版

ダイヤモンド社

 

概要

個人投資家向けに細かいことは横に置いて、理解と実践できることを重視した本です。

第1章・・・四季報の意味と基本的な読み方を扱っています。

第2章・・・決算短信の意味と基本的な読み方を扱っています。

第3章・・・PER PBR 利回り等の指標の使い方と注意点を扱っています。

第4章・・・改訂版のために書下ろした 「中長期で狙いたい 成長株投資への挑戦」を扱っています。

第5章・・・買い時・売り時の解説を扱っています。

 

特にファンダメンタルズ投資にとって、4章と5章は繰り返し読む必要があるのではないかと思います。

外国人投資家、投信の持ち株比率に注目

外国人や投信の保有が多い銘柄は、彼らから「優良企業」と評価されているので将来の値上がりが期待できます。その際既に外国人や投信の保有が多い銘柄を買うのではなく、まだ数%しか保有されていない銘柄を買うのがポイントと言う事です。

確かに個人投資家に比べ外国人や投信は莫大な資金を背景に日本の株式市場で活動していますから、その流れに乗ることは大事だと思います。

 

ただし、気を付ける点があります。

特に外国人投資家は、一度売ると決めたら、株価がいくら下がろうがすべて売り切ることが多く、まさかここまで、というくらい株価が大きく下がってしまうこともありますので気をつけてください。  p52より引用

この事を当方が保有してる「ハイアスアンドカンパニー」に当てはめてみたら、ずばり正論!一切の反論の余地がありませんでした。

 

当方がハイアスを買ったのは昨年の4月上旬。以下が購入理由です。

・売上等が右肩上がりで丁度配当を出し始めた。

・全国の中小工務店をFC化しているストックビジネス。

・簡易宿泊施設や空き家バンクも時代を先取りしている。

チャートは下がり始めているものの、上昇トレンドの押し目だろうと判断。これが大きな間違いでした。

購入後も株価はズルズル下がり続け、今年に入ってようやく下げ止まった感が出てきたぐらいです。

 

チャートはウソをつかない

 

四季報待ちだと対応が3か月遅くなるので、決算短信以上に毎日更新される株価チャートは今になって思えば重要アイテムです。自分に足りなかったのはチャートに対する認識でした。

 

チャートを1年、3年、5年で見たとき株価が下がり始める → 四季報の外国人と投信の比率が下がる → 四季報の業績予想値が減額になる → 株価が下げトレンドに入る → 調整に1年以上かかる

これが下落の兆候です。

情報の入手の早い投資家は最初の株価の下落の時点で動きます。一般の投資家なら「下げトレンドに入る」の所で動くのではないでしょうか。でもそれじゃ儲からないんですよね・・・。

 

現に、保存しておいた四季報の企業概要の[株主]の項目を見ると、

・2018年6月の時点で「外国6.3% 投信5.4%」

・しかし3か月後の9月には「外国2.3% 投信1.8%」に減少。

・その頃のチャートを確認しても600円近辺だった株価が、420円ほどに下落

ハイアス 週足株価チャート

きれいな下落トレンドですww

完全に失敗投資ですね。ロスカットするタイミングを失いました。

表にまとめると

 

ハイアスアンドカンパニーの外国人・投信の保有率

2018年6月 2018年9月
外国 6.3% 2.3%
投信 5.4% 1.8%

 

購入前に1年チャートが下がり始めているのは確認していたけど、読みが甘かった。

チャートは「3年以上の長期足で情報の精度を確保する」「1年以下の短期足で情報のスピードを確保する」

と使い分けられるようにならなければいけませんね。

 

ついつい偏ってしまうからいつも意識しておきたいバランス

株式投資もチャートと業績、両方のバランスを取りながら行う事が大事

それにしてもなぜ外国人と投信は株を売ったのか?

・1部鞍替え期待の思惑が外れた

・充分儲けたので手じまい売りをした

・他に良い銘柄が見つかったので乗り換えた

1部鞍替えの見送りの理由についてはハイアスから明確な説明はありません。株主としては是非とも説明していただきたいのですが。

 

まとめ

今回のポイント

・ファンダメンタルズ投資であっても最低限のチャート分析はしなければいけない

・チャートは1年、3年、5年でそれぞれ使い分けるようにする

・外国人と投信の保有率に注目する

まあ株式投資は甘くないですね。今のハイアスの含み損は授業料と言う事で精進します。

この本の紹介は次回に続きます。

ありがとうございました。

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shige

名前・・・shige 年齢・・・アラフォー 職業・・・自動車部品加工の町工場勤務 居住・・・愛知県 最終学歴・・・音楽の専門学校中退 目標・・・10年以内に東海道を一息で歩くこと 経歴 もともとはギタリストになりたくて専門学校へ通うが挫折。その後アルバイトと無職の期間を繰り返し35歳にして現在の会社の正社員となる。株式投資自体は20代の半ばにホリエモンの一連の行動で興味を持ち、デイトレを1年やったことが始まり。しかし100万円損をして10年ほど株式投資から遠ざかる。 現在はファンダメンタルズ長期投資にスタイルを変更してポートフォリオ全体でわずかながらプラスの成績を継続中。

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